引越しに向けて 引越し後の手続き

マイナンバーカードの住所変更をしないとどうなる?デメリットと手順

2023年2月25日

引越したらマイナンバーカードも変更手続きが必要なことをご存知ですか?

引越しは住民票の異動や転校の手続き、他にも部屋の片付けや荷物の梱包などやらなければならない作業が山程あります。

そんなとき、ついつい忘れてしまいがちなのがマイナンバーカードの変更手続きです。

  • なぜマイナンバーカードの住所変更をしなくちゃダメなの?
  • 手続きがなんだかめんどくさそう

そう思われている方も多いのではないでしょうか。

実はマイナンバーカードの住所変更を忘れたまま90日を経過してしまうとマイナンバーカードが失効してしまいます。

この記事では、マイナンバーの住所変更が必要な理由や、マイナンバーカードの住所変更手続きについて詳しく解説しています。

この記事を読めば、マイナンバーカードの住所変更手続きの方法や必要なものについて知ることができます。

この記事を読むメリット

  • なぜマイナンバーカードの住所変更が必要なのか知ることが出来る!
  • マイナンバーカードの住所変更手続きの方法を知ることが出来る!
  • マイナンバーカードを利用した転出入手続きについて知ることが出来る!

引越し後に必要な手続きについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

あわせてごらんください。

>引越し後に必要な手続きについて

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マイナンバーカードとは?

マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された顔写真付のカードのことです。
マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が表示されます。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用いただけます。

マイナンバーカード総合サイト

マイナンバーカードの普及率について

マイナンバーカードの申請状況については令和5年2月26日時点で90,850,851件

人口に対する割合は約72.2%となるため、かなり普及が浸透してきたことがわかります。

参考:総務省公式サイト

マイナンバーカードで出来ること

マイナンバーカードを持っていると次のことが出来るようになります。

  • 本人であることを証明出来る
  • オンラインバンキングや証券口座開設などのオンライン取引で利用できる
  • コンビニ交付が利用出来る
  • 確定申告がオンラインで出来る
  • 子育てワンストップサービスなどが利用出来る
  • 健康保険証として利用出来る

参考:マイナンバーカード総合サイト

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マイナンバーカードの住所変更をしないデメリット

マイナンバーカードの住所変更をしないと次のようなデメリットが発生します。

デメリット

  • カードが失効してしまう
  • 行政手続きや証明書の発行、電子証明書が利用できなくなってしまう
  • 身分証明書の意味をなさなくなってしまう

マイナンバーカードは、住所変更を忘れたまま90日を経過してしまうと失効してしまうので注意が必要です。

カードが失効すると、カードを利用した行政手続きや証明書の発行、電子証明書も使えなくなってしまいます。

また、マイナンバーカードには住所地が印字されているので、市区町村窓口で引越し後の住所を追記欄に印字してもらう必要があります。

マイナンバーカードは身分証明書としても利用できるため、印字されている住所地と実際の住所地が異なってしまうと身分証明書の意味をなさなくなってしまいます。

引越しなどで住所が変わった場合は必ずマイナンバーカードの住所変更をおこないましょう。

通知カードの住所変更手続きについて

通知カードの住所変更手続きは、令和2年5月25日以降行っていません。

通知カードはあくまでマイナンバーをお知らせするためのカードのため、紛失等をした場合でも再発行はできません。

マイナンバーカードは身分証明書や様々な手続きの際に利用できるので、お持ちでないばあいは引越しの機会に申請するのがおすすめです。

マイナンバーカードの機能やメリットについてはこちらの記事で紹介しています。

あわせてごらんください。

>マイナンバーカードの機能とメリットを徹底解説

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マイナンバーカードの住所変更手続きについて

デメリットについて確認したところで、早速マイナンバーカードの住所変更の手続についてみていきましょう。

マイナンバーカード作成時に設定した暗証番号が必要になります。

手続きに必要なもの

  • マイナンバーカード
  • 交付時に設定した4桁の暗証番号
  • 印鑑(自治体により異なる)

マイナンバーガードの住所変更手続き方法について

同じ市区町村内での引越しの場合と市区町村をまたぐ引越しの場合にわけて解説していきます。

同じ市区町村内での引越し(転居)

手続き場所

  • お住まいの自治体窓口

お住まいの自治体窓口でマイナンバーカードの住所変更手続きが必要です。

転居届を提出する際に一緒に手続きをすませてしまうのがおすすめです。

その歳、マイナンバーカードの追記欄に新住所を記載してもらいます。

市区町村をまたぐ引越し(転出)

手続き場所

  • 転入先の自治体窓口

転出元の自治体窓口での手続きは不要です。

転入先の自治体窓口でのマイナンバーカードの継続利用手続きが必要です。

自治体窓口で継続利用の処理をし、カードの追記欄に新住所を記載してもらいます。

家族全員のマイナンバーカードの変更手続きについて

家族での引越しの場合、同一世帯であれば住所変更手続をまとめて行うことが可能です。

転居届や転入届を提出する際に一緒に手続きを済ませておくのがオススメです。

手続きに必要なもの

  • 家族全員分のマイナンバーカード
  • 家族全員分のマイナンバーカードの暗証番号(4桁)
  • 印鑑(自治体により異なる)

世帯が異なる場合は、委任状や代理人の本人確認書類が必要となります。

自治体によって手続きが異なるため、事前に自治体窓口に確認をしておきましょう。

マイナンバーカードを利用した転入転出手続きについて

マイナンバーカードを利用すると、転出・転入手続きが一部省略することが可能です。

マイナンバーカードを利用した転入転出手続き

  • 引越しワンストップサービス
  • 転出転入届の特例

これまでの転出・転入手続きでは、転出証明書の発行・提出が必要でしたが、「引っ越しワンストップサービス」または「転出転入届の特例」利用することにより転出証明書の発行・提出が不要となりました。

引越しワンストップサービスによる手続き

便利になったポイント

  • 転出する自治体窓口への来庁が原則不要!
  • マイナポータルを通じて転入予定の自治体への転入予約が可能!
  • 転入届の記入が原則不要

これまでの引っ越し手続き

  • 転出元の自治体窓口に来庁し転出届を提出
  • 転出証明書を受け取る
  • 転入先の自治体窓口に転入届と転出証明書を提出する

引っ越しワンストップサービスによる手続きのながれ

  • マイナポータルで転出、転入先の住所、転入先の自治体に行く予定日などを入力する。
  • 転出する自治体が転出の手続きを行う。
    • 自治体窓口への来庁が原則不要!
  • 転出する自治体から転入先の自治体へ情報が送られる。転入先の自治体での準備が完了するとマイナポータル上にその旨が表示される。
    • マイナポータルを通じて転入予定の自治体への転入予約が可能!
  • 予定日になったら転入先の自治体窓口へ行く
    • 転入届の記入が原則不要
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転出転入届けの特例による手続き

便利になったポイント

  • 転出元での転出証明書の発行が省略出来る!

引越しワンストップサービスの手続きとは異なり、転入先の自治体窓口で転入届書等の記入は必要です。

転出転入届けの特例による手続きのながれ

  • 転出元の自治体窓口に来庁(郵送)し転出届を提出
    • 転出証明書の発行が省略出来る!
  • 転入先の自治体窓口に転入届を提出する
    • 転入届の記入は必要だが転出証明書の提出が不要!
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マイナンバーカード変更手続きでの注意点

マイナンバーカードの変更手続きの際の注意点についてです。

14日以内に手続きが必要

マイナンバーカードは記載事項に変更があった場合14日以内に変更手続きをする必要があり、手続きを忘れたまま90日経過するとカードが失効してしまいます。

有効期限内であっても再発行が必要になるので忘れずに手続きを済ませましょう。

転出届け提出後に住民票が必要になった場合

転出届の提出後は、マイナンバーカードを使用してコンビニなどでの住民票や印鑑証明書の取得ができなくなるので注意が必要です。

転出予定日までであれば、本人確認書類を直接自治体的口に持参して手続きすれば住民票等を発行することが可能です。

結婚などで氏名が変更になった場合

結婚などで氏名が変更になった場合も14日以内に変更の手続きが必要です。

お住いの自治体窓口で変更手続きを行ってください。

海外に引越す場合

海外に引っ越す場合はマイナンバーカードの返納が必要になります。

帰国後、転入届を提出すると、再度マイナンバーが付与されるので、忘れずにマイナンバーカードの交付申請を行いましょう。

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まとめ

今回は、マイナンバーカードの住所変更の手続き方法や、マイナンバーカードを利用した転出手続きについて解説しました。

転入届(転居届)の届出した人の分のマイナンバーカードの変更手続きは行っても、家族全員分となると意外と抜けてしまいがち。

我が家の引越しの際も、子どもたちのマイナンバーカードの変更手続きのためだけに自治体窓口まで足を運ぶこととなりました。

我が家のような二度手間が発生しないように、手続きの流れや必要なものを事前に確認をして、効率よく手続きを済ませてくださいね。

引越し後の手続きについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

あわせてごらんください。

>引越し後の手続きについて

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みしゅみママ

“引越しノート”運営者
11、7、4歳のママブロガー

“子どもたちとの時間がもっと欲しい”
そんな一大決心により
15年勤めた市役所を退職
パート兼ブロガー兼ファミリーキャンパー
ブログのmottoは
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