引っ越しをしたら忘れてはならないのが車関係の変更手続きです。
一般的なものとして警察署で行う免許証の住所変更があります。
実は他にも車庫証明や車検証の住所変更届けも必要です。
自動車保有関係手続のワンストップサービスによりオンラインでの手続きも可能となったので期限内に漏れのないように手続きをすませましょう。
この記事を読むメリット
- 引っ越した際に必要な自動車関連手続きを知ることが出来る
- 自動車保有関係手続きのワンストップサービスについて知ることが出来る
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引っ越しに伴う自動車関連手続き

引っ越しの際、車関係で必要な手続きは大きく3つあります。
- 運転免許証の住所変更手続き
- 保管場所証明(車庫証明)の住所変更手続き
- 自動車検査証(車検証)の住所変更手続き
運転免許証の住所変更手続き
運転免許証の住所変更手続きには何日以内という期限の決まりはありませんが、身分証明書としての役割もあるため引っ越し後出来るだけ早めに手続きをすませましょう。
手続き先
管轄警察署、運転免許センター、運転免許試験場など
届け出に必要なもの
- 運転免許証
- 引っ越し後の住所が確認できる書類(住民票やマイナンバーカード、公共料金の支払い用紙など)
- 印鑑(都道府県によっては不要)
- 委任状(代理人が手続きをする場合)
- 代理人の本人確認書類(代理人が手続きをする場合)
保管場所証明(車庫証明)の住所変更手続き
住所の変更があった日から15日以内に行うことが法律で定められています。
手続き先
管轄の警察署
届け出に必要なもの
- 自動車保管場所証明申請書(軽自動車の場合は自動車保管場所届出書)
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所使用権原疎明書面(自認書)または自動車保管場所使用承諾証明書(駐車場の賃貸契約書のコピーでも可)
- 保管場所の所在図/配置図
- 印鑑
- 自動車登録番号、車名、型式、車台番号
- 手数料
自動車検査証(車検証)の住所変更手続き
車庫証明の住所変更の手続き同様、住所の変更があった日から15日以内に行うことが法律で定められています。
普通自動車の場合
手続き先
管轄の運輸支局
届け出に必要なもの
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車保管場所証明書(車庫証明書)
- 発行から1ヶ月以内のもの
- 住民票
- 発行から3ヶ月以内のもの
- 手数料納付書
- 自動車税(環境性能割・種別割)申告書
- 委任状(本人以外が手続きする場合)
軽自動車の場合
手続き先
管轄の軽自動車検査協会
届け出に必要なもの
- 自動車検査証(車検証)
- 住民票または印鑑登録証明書(コピー可)
- 自動車検査証記入申請書
- 軽自動車税(種別割)申告書

自動車保有関係手続のワンストップサービスについて

自動車保有関係手続のワンストップサービスとは、自動車関する様々な行政手続をオンラインで一括して行えるサービスのことです。
平成17年の開始当初は、利用できる地域や手続きが限られていましたが、現在は全国すべての地域において、新車購入、定期車検、引っ越し、中古売買や廃車に関する手続きなどを自動車保有関係手続のワンストップサービスにより申請することが出来ます。
これまでの手続きの流れ
手続き毎に警察署や運輸支局の窓口まで行く必要がありました。
また、車庫証明や住民票などの書類を集める必要もあり時間と手間がかかっていました。

自動車保有関係手続のワンストップサービスの流れ
自動車保有関係手続きのワンストップサービスにより、住民票発行が省略出来、車庫証明も同時に申請出来るようになりました。

メリット
- 手の空いている時間にまとめて申請することが出来る
- マイナンバーカード利用により住民票発行が省略でき、車庫証明も同時に申請が出来る
- 必要書類がわかりやすい
自動車保有関係手続のワンストップサービスで出来る手続き一覧
- 新車新規登録
- 中古車新規登録
- 変更登録
- 一時抹消登録
- 永久抹消登録
- 移転一時抹消登録
- 移転永久抹消登録
- 変更一時抹消登録
- 継続検査
引っ越しに伴う住所変更手続きは「変更登録」にあたります。
自動車保有関係手続のワンストップサービスによるオンライン手続きの流れ
自動車保有関係手続のワンストップサービスを利用して住所変更手続きを行う場合、次の3つの手続きをセットで行うことになります。
- 警察署への保管場所証明(車庫証明)申請と保管場所標章交付申請
- 運輸支局への自動車検査証(車検証)の変更登録申請
- 都道府県税事務所への自動車税申告
オンライン手続きで必要なもの
- パソコンまたはスマートフォン
- パソコンの場合はICカードリーダー(マイナンバーカード対応のもの)
- マイナンバーカード(電子署名用電子証明書付き)
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車保管場所証明書(車庫証明)の住所変更手続きで添付する書類のJPEGデータ
- 保管場所の所在図/配置図
- 保管場所使用権原疎明書面(自認書)または自動車保管場所使用承諾証明書
オンライン手続きの流れ
step
1自動車保管場所証明書(車庫証明)の添付書類を電子データ化する
- 添付が必要な画像はスキャナーやカメラ等で取り込み100KB程度のJPEGに変換する
- 1024×768ピクセルを推奨
step
2申請サイトから申請を行う
- 申請条件及び申請者等の入力
- 手数料納付方法の選択
- 「くるまの保有関係手続お支払い情報登録サービス」であらかじめ支払情報を登録すると、検査登録手数料の納付にクレジットカードの利用が可能
- 自動車の用途や登録に関する入力
- 自動車検査証(車検証)の受取り方法の選択
- 記録等事務代行者
- 郵送
- 窓口出頭
- 保管場所に関する入力
- 画像データの添付
- 保管場所標章の交付を受ける場所(方法)の選択
- 保管場所を管轄する警察署
- 郵送
- 自動車税に関する入力
step
3マイナンバーカードによる電子署名付与・データ送信
マイナンバーカードをICカードリーダまたはスマートフォンで読み込み、電子署名した後、申請内容を送信する
step
4送信後、順次手数料をインターネットバンキング等で納付する
- 納付する手数料
- 保管場所証明申請手数料
- 保管場所標章交付手数料
- 検査登録手数料
step
5自動車検査証(車検証)、保管場所標章の受け取り
行政側の審査終了後、自動車検査証(車検証)、保管場所標章を指定した方法で受け取る。
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まとめ

効率のよい方法で期日内に手続きを済ませましょう
引っ越し後のバタバタの中、手の空いている時間にオンラインで手続き出来るのはとても効率的。
また、車検証などの交付方法も郵送を選択すれば運輸支局等へ足を運ぶ必要もなくなります。
車庫証明書、車検証ともに住所変更があった日から15日以内という決まりがあるため、抜けなく効率よく手続きを済ませましょう。
\引っ越しノートで使用中/
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