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車検証の電子化で何が変わる?3つの変更点を徹底解説

2023年3月4日

これまでは紙で交付されていた車検証。

2023年1月より車検時に電子車検証が交付されることとなりました。

あわせて車検証の情報を電子的に読み取る「車検証閲覧サービス」も開始されたのだそう。

DX化好きな方にとっては朗報です。

この記事を読むメリット

  • 車検証の電子化について知ることが出来る
  • 電子車検証のメリット・デメリットについて知ることが出来る

\車検は安くなるって知ってますか?/

電子車検証について

2023年1月4日より自動車検査証を電子化し、必要最小限の記載事項を除き自動車検査証情報はICタグに記録されることとなりました。

ICタグの情報はICカードリーダが接続されたPCやスマートフォンで参照することが可能です。

軽自動車の車検証の電子化については2024年4月スタートとなるので注意してください。

電子化による3つの変更点

電子化によって大きく3つの変更点があります。

  • サイズがコンパクトになった
  • 車検証情報がアプリで確認出来る
  • 記録等事務代行サービスにより一部の手続きが出頭不要になった

1.サイズがコンパクトになった

これまでの車検証がA4サイズであるのに対し、電子車検証はA6サイズの厚紙にICタグが貼付されたものになります。

電子車検証では、記載事項に変更が生じない基礎的情報のみの記載となり、その他の車検証情報はICタグ、二次元コードで確認出来ます。

ICタグに格納された情報を確認する場合は、ICカードリーダが接続されたPCやスマートフォンが必要です。

2.車検証情報がアプリで確認出来る

車検の有効期間や使用者住所などの所有者情報が券面には記載されなくなったため、車検証閲覧アプリを利用してそれらの情報を確認することになります。

券面に直接記載がされなくなったので個人情報管理の面で安心ですね。

車検証閲覧アプリでは、車検証情報の閲覧のほか、車検証情報ファイルの出力・保存やリコール情報等の確認も可能になります。

閲覧アプリの概要

利用開始日

  • 2023年1月から

サービス時間

  • 24時間365日(メンテナンス等で一時的にご利用できなくなることもあり)

利用可能者

  • 車検証原本を所持する者又は提示を受けられる者

PC

  • Windows 10 バージョン21H1(64bit版)・21H2(64bit版)、Windows 11 バージョン21H2
    • ICカードリーダの利用が必要

スマートフォン

  • iOS 14,15、Android 9,10,11,12(NFC対応)

3.記録等事務代行サービスにより一部の手続きが出頭不要になった

運輸支局等から委託を受けた記録等事務代行者が、電子車検証に搭載されているICタグの記録情報の書き換えのみの継続検査や変更記録手続きを行う場合、運輸支局等への出頭が不要となります。

記録等事務代行者について

記録等事務委託制度により国土交通大臣より委託を受けた指定整備事業者や行政書士などのこと。

記録等事務委託制度とは

継続検査に係る自動車検査証への記録等に関する事務及び自動車検査証の変更記録に関する事務を国土交通大臣が一定の要件を備える者に委託する制度

電子車検証のメリット・デメリット

電子車検証のメリット

メリット

  • 車検手続きが短縮される!
  • 車検有効期間満了前にスマートフォン等を通じて通知を受けれる!

車検手続きが短縮される!

これまで整備事業者等が車検証の交付を受けるためには運輸支局等へ出頭することが必要でした。

車検証の電子化や、記録等事務委託制度の構築等により、記録等事務代行者が電子車検証に搭載されているICタグの記録情報の書き換えのみの継続検査や変更記録手続きを行う場合、車検時の運輸支局等への出頭が不要となりました。

車検有効期間満了前にスマートフォン等を通じて通知を受けれる!

車検証を車検証閲覧アプリに登録すると、車検証の有効期間の満了する日の60日前、30日前と1日後の3回のタイミングでスマートフォンの車検証閲覧アプリに通知が届きます

通知機能により車検切れの防止につながります。

電子車検証のデメリット

デメリット

  • 車検証の電子化に伴う手数料の値上げ
  • 車検の有効期間や使用者住所などの所有者情報が券面に記載されなくなった
  • スマホを機種変更した場合車検証閲覧アプリの再設定が必要

車検証の電子化に伴う手数料の引き上げ

車検証の電子化への対応に伴い道路運送車両法関係の手数料が2023年1月1日より引き上げになりました。

電子化によって手数料が安くなるのではと期待していたので、やむを得ないとはいえ少し残念です。

車検の有効期間や使用者住所などの所有者情報が券面に記載されなくなった

電子車検証には車検の有効期間や所有者情報が券面に記載されなくなり個人情報保護の面で安心にはなりますが、逆を返せば車検の有効期限などを確認するのに一手間かかるということです。

有効期限がすぐに確認できないなんて車検切れが心配、、、との声が聞こえてきそうですが、車検証閲覧アプリの「有効期間プッシュ通知」機能を利用すれば、車検証の有効期間の満了する日の60日前、30日前と1日後の3回のタイミングで通知が届くのでそちらをうまく利用するのがオススメです。

車検証閲覧アプリの「有効期間プッシュ通知」機能がおすすめ!

スマホを機種変更した場合車検証閲覧アプリの再設定が必要

スマホを機種変更した場合、車検証閲覧アプリで読み取った情報や設定情報は引継がれません。

変更後のスマートフォンに再度車検証閲覧アプリをダウンロードし、改めて車検証の読み取り、設定を行う必要があるので注意が必要です。

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まとめ

完全電子化してくれればなおよし

電子化とはいうものの、紙媒体がなくなったわけではありません

A6サイズというサイズも決して扱いやすいサイズではないので、媒体として残すのであればカードタイプでも良かったのではと思ってしまうところもありますが、DXの試みについては大賛成。

今回の電子車検証の電子化についてはディーラーなどの事業者側の手続きの面でメリットが大きいように感じますが、自動車所有者側も車検証閲覧アプリでの「有効期間プッシュ通知」やリコール情報の閲覧などの新しい試みが構築されているので積極的に活用していくのが吉ですね。

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みしゅみママ

“引越しノート”運営者
11、7、4歳のママブロガー

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そんな一大決心により
15年勤めた市役所を退職
パート兼ブロガー兼ファミリーキャンパー
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