ここ最近、マイナンバーカード関係で自治体窓口に申請者が詰めかけているとの報道を目にしますね。
申請者が大勢詰めかけているその理由は「マイナポイント」にあります。
2023年2月末までにマイナンバーカードを申請し、2023年5月末までにマイナポイントの申込みをすると最大で2万円のマイナポイントを受け取ることが出来ます。
申請サイトが混み合っていることを理由に、総務省は申請期限であった2月28日に急遽、緊急避難措置としてオンライン申請の期限を3月1日まで延長することを決定しました。
異例の対応ではありますが、それだけマイナンバーカードの申請に申請者が詰めかけているということが伺えます。
マイナポイントのおかげですっかり話題のマイナンバーカードですが、実際の便利な機能についてどこまで知っていますか?
今更聞けないマイナンバーカードの機能についてわかりやすく解説をしていきましょう。
この記事を読むメリット
- マイナンバーカードの機能について知ることが出来る
- マイナンバーカードの申請方法について知ることが出来る
- マイナンバーカードを使用する際の注意点について知ることが出来る
マイナンバーカードの住所変更手続きについてはこちら記事で詳しく解説しています。
あわせてごらんください。
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マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された顔写真付のカードのことです。
マイナンバーカード総合サイト
マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真等が表示されます。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用いただけます。
マイナンバーカードの普及率について
マイナンバーカードの申請状況については令和5年2月26日時点で90,850,851件。
人口に対する割合は約72.2%となるため、かなり普及が浸透してきたことがわかります。
マイナンバーカードで出来ること
マイナンバーカードを持っているの次のことが出来るようになります。
マイナンバーカードで出来ること
- 本人であることを証明出来る
- オンラインバンキングや証券口座開設などのオンライン取引で利用できる
- コンビニ交付が利用出来る
- 確定申告がオンラインで出来る
- 子育てワンストップサービスなどが利用出来る
- 健康保険証として利用出来る
本人であることを証明出来る
マイナンバーカードを持っていれば、マイナンバーの提示が必要な場面で本人確認とマイナンバーの提示を同時に行うことが出来ます。
電子証明書としての機能が携わっているので、電子的に本人であることを証明することも出来ます。
電子証明書とは?
電子証明書とは、信頼できる第三者(認証局)が本人であることを電子的に証明するものです。たとえば、自治体で発行される印鑑証明書の電子版といったイメージです。マイナンバーカードには署名用の電子証明書と利用者証明用の電子証明書の2種類の証明が記録されているおり、その証明ごとに利用の用途が異なります。
署名用の電子証明書
インターネット等で電子文書を作成・送信する際に利用します。
電子証明書によって「作成・送信した電子文書が、あなたが作成した真正なものであり、あなたが送信したものであること」を証明することが出来ます。
活用例
- 電子申請(e-Tax等)
- 民間オンライン取引(オンラインバンキング等)の登録など
利用者証明用の電子証明書
インターネットサイトやキオスク端末等にログイン等をする際に利用します。
電子証明書によって「ログイン等した者が、あなたであること」を証明することが出来ます。
活用例
- 行政のサイト(マイナポータル等)へのログイン
- 民間のサイト(オンラインバンキング等)へのログイン
- コンビニ交付サービス利用 など
オンラインバンキングや証券口座開設などのオンライン取引で利用できる
マイナンバーカードがあれば、一部のオンラインバンキングや証券会社での口座開設などのオンライン取引を自宅で行うことが出来ます。
コンビニ交付が利用出来る
住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書がコンビニで6時半から23時(年末年始を除く)まで取得することができます。
市区町村によっては窓口に比べて発行手数料が安く設定されているケースもあるので、お住まいの自治体の発行手数料をぜひ確認してみてください。
確定申告がオンラインで出来る
マイナンバーカードを用いることでオンライン申請システム「e-Tax」で確定申告の手続きを行うことが出来ます。
「e-Tax」により税務署に行く手間を省くことが出来ます。
子育てワンストップサービスなどが利用出来る
マイナポータルの「ぴったりサービス」を利用して子育てに関するサービスを検索したり、オンライン上で申請書を作成して印刷したり、マイナンバーカードを使ってオンライン上で申請内容を送信することができます。
市区町村によってサービス内容が異なるので利用前に各自治体にかならず確認をしてください。
子育てワンストップサービスの詳しい内容についてはこちらで解説をしています。
あわせてごらんください。
マイナポータルとは?
マイナポータルは、自宅のパソコンなどから利用できる政府のオンラインサービスです。
マイナンバーのついた自分の情報を行政機関がいつ、どことやり取りしたのか確認できたり、行政機関からのお知らせを自宅のパソコン等で確認できます。
健康保険証として利用出来る
2021年3月から医療機関・薬局などで、マイナンバーカードの健康保険証利用が順次可能となりました。
紙の健康保険証については、2024年秋に原則廃止され、マイナンバーカードに一本化する方針とのことです。
これまでは転職などにより保険証の切り替えが発生する際に、新しい保険証が届くまで時間を要していましたが、マイナンバーカードを健康保険証として登録しておくことで「保険証が手元にない期間」が発生しなくなります。
また、マイナポータルから保険医療を受けた記録が参照できるため、領収証を保管する必要がなくなり、確定申告時の医療費控除申請が簡素化されます。
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、マイナンバーカードを新規に作ったり、マイナンバーカードに「健康保険証の利用登録」「公金受取口座の登録」をすることによりもらえるポイントのことです。
マイナポイントは、各種キャッシュレス決済サービス(クレジットカードや交通系ICカードなど)と連携することによりそれぞれサービスのポイントとして受け取れます。
マイナンバーカード総合サイト
マイナンバーカードの取得方法
マイナンバーカードはどのように取得することが出来るのでしょうか?
取得方法について解説していきます。
流れに沿って手続きするだけなので、手続き事態はとっても簡単です。
取得方法
- 交付申請をする
- 申請手続きを行う
- 交付通知書に記載されている必要書類を揃える
- 交付窓口でマイナンバーカードを受け取る
交付申請をする
通知カードの下についている「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書(以下 交付申請書)」を準備します。
交付申請書が見つからない場合は、自治体窓口で再発行を依頼する必要があります。
または交付申請書は見つからないが、マイナンバーはわかるという場合には交付申請書と封筒をダウンロードして郵送申請することも可能です。
申請手続きを行う
申請手続きについては4つの方法から選ぶことが出来ます。
4つの方法
- スマートフォンでの申請
- パソコンでの申請
- 郵送での申請
- 証明書顔写真機での申請
スマートフォンでの申請
step
1メールアドレスの登録
オンライン申請サイトにアクセスしメールアドレスを登録する。
step
2顔写真の登録
登録したメールアドレス宛に通知される申請者専用WEBサイトにアクセスし、顔写真を登録する。
step
3申請情報の登録
申請に必要な情報を入力する。
step
4申請完了
必要事項を入力し送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届く。
パソコンでの申請
step
1メールアドレスの登録
オンライン申請サイトにアクセスしメールアドレスを登録する。
step
2顔写真の登録
登録したメールアドレス宛に通知される申請者専用WEBサイトにアクセスし、顔写真を登録する。
step
3申請情報の登録
申請に必要な情報を入力する
step
4申請完了
必要事項を入力し送信すると、登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届く。
郵便での申請
step
1交付申請書の記入
必要事項を記入し顔写真を貼り付ける。
step
2郵送する
交付申請書を送付用封筒に入れて郵送する。
送付用封筒をなくしてしまった場合は公式サイトから素材をダウンロードすることも可能。
証明書顔写真機での申請
証明書顔写真機各社のサイトより手続き内容を確認してください。
交付通知書に記載されている必要書類を揃える
申請から概ね1ヶ月程で交付通知書がはがきで届くので、記載内容を確認し必要書類を揃えます。
必要書類
- 交付通知書(はがき)
- 通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている方)
- 本人確認書類
- 住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
- マイナンバーカード(お持ちの方のみ)
交付窓口でマイナンバーカードを受け取る
交付窓口で本人確認のうえ、暗証番号を設定することでカードが交付されます。
暗証番号の設定方法
署名用電子証明書用暗証番号
- 英数字6 文字以上 16 文字以下
- 英字は大文字のAからZまで、数字は0から9までで、どちらも1つ以上が入れることが必要
利用者証明用電子証明書・住民基本台帳・券面事項入力補助用暗証番号
- 4桁の数字
- 4桁同じ暗証番号を設定することも可能
マイナンバーカードを使用する際の注意点
ここまで、マイナンバーカードによって便利になる点について解説してきましたが、もちろん便利な点だけではなく気をつけなくてはいけないポイントも存在します。
あわせて確認をしていきましょう。
注意点
- 有効期限がある
- 盗難・紛失による個人情報漏洩のリスクがある
有効期限がある
マイナンバーカードには有効期限があるため、期限を過ぎると使用できなくなってしまうので注意が必要です。
また、マイナンバーカードには「電子証明書」の機能があり、こちらにも有効期限が設定されています。
電子証明書の有効期限が切れるとオンラインでの申請ができないためこちらも注意が必要です。
いざ手続きを行う際に利用出来なかったということがないように前もって確認をしておきましょう。
マイナンバーカードの有効期限
- 18歳未満:発行から5回目の誕生日までが有効期限
- 18歳以上:発行から10回目の誕生日までが有効期限
電子証明書の有効期限
- 年齢を問わず発行から5回目の誕生日までが有効期限
盗難・紛失による個人情報漏洩のリスクがある
マイナンバーカードは、氏名や住所、個人番号などが記載されているため、盗難・紛失をしてしまった場合には個人情報漏洩のリスクがあります。
マイナンバーカードの盗難・紛失に気づいた場合には、すぐにマイナンバーを停止し、警察や自治体窓口に手続きをしましょう。
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まとめ
マイナンバーカードのデメリットを理解した上で取り扱いにさえ気をつければ、自分のタイミングで行政手続きなどが行うことができ、とっても効率的です。
窓口に訪れる手間、窓口で待たされる時間を省略することにもつながります。
運転免許証や各種カードとの一体化なども検討中なので今後の展開が楽しみですね!
手続きが便利になるワンストップサービスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
あわせてごらんください。
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